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今日、銀座に出てきたお目当ては『陶 ROBERTO & RUMI W.BAUMAN展』。
類平さんが、ROBERTO夫妻の、長野のギャラリーを訪ねられた時の記事を読ませていただいて、焼き物大好き(観るだけですが…)の私は興味津々。読み進めていくうちに、銀座で個展があるとの情報が。これはぜひ行ってみたい!と、今日を迎えたというわけです。携帯電話の地図を頼りに、うろうろうろうろ…。やっと見つけたギャラリーの入り口。 「あれ?ここさっき通ったよね?」 ハイ。1度通り過ぎていました(笑)こんなに大きな看板を見逃すとは。いやね、言い訳をさせてもらうならば、ビル名で探していたので、上ばっかり見て歩いてたんですよ。こういう時って、視野が狭くなっちゃうもんですよね?違う? ギャラリーはB2F。エレベータの扉が開くと、いきなり目に飛び込んでくる陶器たち。落ち着いた色合いの中にも個性があって、遊び心が詰まってるという第一印象。ゆっくりとひとつずつの作品を鑑賞。おとうちゃんは、上の看板(↑)右上の写真のフラワーベースに一目惚れ。ちょっとこの写真ではわかりづらいのですが、やさしいグラデーションと、細かな筋がとても繊細で美しいんです。これ以外にも、いくつかの色と形のバリエーションがあって、どれも素敵。 「いいなー、これいいなー」とうわごとのようにつぶやいていました。しかし、残念ながら、ちょっと手の出ないお値段…。出世したら買ってください(笑) ギャラリーの奥のほうへと進んでいくと…出会ってしまいました。私のハートをがっちり掴んで離さない作品に!目が合った(?)瞬間に、恋に落ちてしまいました。それは、お湯呑み。妙に手に馴染む、ちょっと変わったデザインです。持った感触がすごく暖かいんです。それを手にして、上から下から眺めていたら、主催者のRUMIさんが声をかけてくださいました。それまで他のお客様のお相手をしてらしたのですが、そのお客様が帰られて、私たちのほうへ来てくださったのです。 「うちから葉書を送らせていただいたお客さんですか?」と。 なので、類平さんとブログを通じてお付き合いさせてもらっていて、類平さんから、個展が開かれていることを教えていただいて…などと、簡単に経緯を説明すると、 「あーそうそう!つい最近、何年かぶりにひょっこりお店にいらしてね」 というお話からはじまって、類平さん話で花を咲かせ(笑)。作品についても、丁寧にご説明いただきました。ご主人の作品の工程は、聞きながら想像するだけで、その繊細さに圧倒されてしまいました。RUMIさんは、小柄だけどとてもエネルギッシュで、とっても素敵な雰囲気をお持ちの方でした。 おとうちゃんが気に入ったフラワーベースはRUMIさんの作品、私が気に入ったお湯呑みは、ご主人の作品でした。そのお湯呑み、おとうちゃんもすごく気に入ったみたいで、手にとって見ています。実は、我が家にはお湯呑みがありません。買おう買おうと思いながら、なかなか気に入るものがなくて買わずじまいになっていました。もしや、これは神様の思し召し?ここで逢ったが百年目?(←違う)。私が「食器が欲しい」と言っても、なかなか首を縦に振らないおとうちゃんが気に入っている。これは一世一代のチャンスだ!…ということで、お湯呑みを購入させていただきました。 RUMIさんが、このお湯呑みの作り方も説明してくださったのですが、長方形の粘土に筋を入れて、円筒形にくるっと巻いて繋ぎ合わせたあとに、てのひらでぎゅっ…と包んだのがこの形。へこんでいるところは指の入ったところ。これに合わせて持てるんです。最初に手にとったときの妙なフィット感はこれだったんですね。 大事に大事に使わせていただきます。普段は見えるところに飾ってうっとり…。幸せだー!! ご夫婦のギャラリーは長野。「信州に来るときは、いい温泉紹介するから、ぜひ連絡ください」と言ってくださったり、短い時間だったけど、色んなお話が出来てとても楽しかったです。これからもご夫婦で、素敵な作品を作り続けてください。またこちらで個展を開かれるときは、ぜひ遊びに伺いたいと思います。 最後になりましたが、類平さん、銀座に出かける口実(笑)と、とても素敵な時間と、とても素敵な出会いをありがとうございました<(_ _*)>
by non_c_e_male
| 2006-04-15 23:30
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