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久しぶりに開かれる大学の同窓会。成城の高級ペンションに七人の旧友が集まった。<あそこなら完璧な密室をつくることができる―>当日、伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。何かの事故か?部屋の外で安否を気遣う友人たち。自殺説さえ浮上し、犯行は計画通り成功したかにみえた。しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く。緻密な偽装工作の齟齬をひとつひとつ解いていく優佳。開かない扉を前に、ふたりの息詰まる頭脳戦が始まった…。 (「BOOK」データベースより)
以前読んだ本では、民宿で自殺を図ろうとした主人公に文句をつけました。 そして今回もまた、友人の兄が経営するペンションで殺人を犯すバカ者でした。 こういう設定、さらっと読み流さないといけないのかなあ? 頭脳戦・・・と言えばそうなんだろうけれど、そのやりとりにも、 優佳がいくら鋭いとはいえ、かなり無理を感じました。 会話の中で言葉尻を拾って反撃する場面が多くあるんですが、 いくら小説だからって、 「筆談してるの?」と思ってしまう会話はいただけない。 ここでちょっと解説から引用。 この動機に関して、不自然だ、こんな理由で人を殺すわけがない、という感想や書評をあちこちで目にしました。しかし私は、残念ながら人はこんな理由で人を殺しうる、だからこそ恐ろしいと思っています。わたしはその、「不自然だ、こんな理由で人を殺すわけがない」と思ったひとり。 というか、逆に理屈が通り過ぎている。 「アルキメデスは手を汚さない」の感想で、 「動機が理解できない」というのは、ある意味リアリティ?と書いたわたしですが、これと比べたらまだ、アルキメデスのほうが理解できる。 ミステリのリアリティなんてこれまで腐るほど議論されてきたわけで、 読む人の価値観や常識によって、捉え方がいろいろなのは当たり前。 答えはないと思っています。 だからもう、「好みか好みでないか」でしかないですよね。 とすると、本作はわたしの好みではない。 ということでした。 いつも文句ばかりでごめんなさい。 わたしの好みは偏っているんですよ(笑)
by non_c_e_male
| 2008-06-04 20:50
| こころにのこるもの
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