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太宰府へ来たならば、天神さまにお参りせな!
ということで、まずは太宰府天満宮へ。 "東風ふかば におひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ" ご存知、菅原道真公が祀られています。 学問の神様としても有名です。 天満宮は、いつも本殿にお参りして帰るだけなので、 いずれゆっくり拝観したいものです。 梅の季節にね。 九州国立博物館。 大きすぎて収まりませーん。 うーん、なんというか、歴史ある太宰府の地に 何故こんな建物…!? 常設で、アジアと日本の交流の歴史が展示されている のに、なんだか的外れという印象です。 現代、神社仏閣だけでなく、古い建造物を見て私たちは その時代の背景を想像し、思いを馳せるわけですが、 遠い未来の人がこの建物を見たときに、果たしてどんな 感想を口にするのか、聞いてみたい気がします。 もしかしたら、私たちが見ているものも、当時は破天荒 な建物だと思われていたかもしれませんけれど。 脱線しました。 お目当ては"プライスコレクション『若冲と江戸絵画』"。 アメリカのジョー・プライスさんという方が、まだ誰も若冲 に見向きもしていないような頃からコレクションされていた 絵画が、ずらりと展示されています。 『鳥獣花木図屏風』を見ると、「江戸のポップアート」と 呼ばれている所以がわかります。 ただこの『鳥獣花木図屏風』は、ほかの若冲の作品とは ちょっと趣が違っているように思いました。 なんというか、実験的。 それだけ自由な発想を持った人だったのでしょうね。 ものすごく生命力を感じる絵画たちでした。 若冲以外にも、風神・雷神のときに見た、酒井抱一や鈴木其一、 それに円山応挙などの作品もありましたし、その作品数たるや。 なんという贅沢な時間。 これが個人所蔵の作品だと思うと、まったく度肝を抜かれます。 こんなものを買いました。 実は母は、すでに一度観に行っていて、このミニチュア屏風が 実家に飾ってあったのです。 これを見て、プライスコレクションを観に行きたくなったのでした。 このミニチュア屏風は『鶴図屏風』。 こちらは、後半の期間に展示されるそうで、残念ながら本物は 見られませんでした。 本当は、展示されていたほうの 『花鳥人物図屏風』のミニチュアが欲しかったけれど、 ショップの方に聞いてみると、商品自体になっていないとのこと。 これまた残念。 博物館の中はかなりの広さで、天井も高いので、じっくりゆっくり 展示を見て回ることができました。 空間的にも人の数も、これぐらいの余裕があるといいよなあ…と しみじみ。 うちの母、行く前には 「こういう日本の財産が、海外にあるのがはがいかろうがねー」 などと言っていたらしいのですが、たまたま母が行った日に、 プライス夫妻が会場に来ていたらしく、パンフレットにサインを もらった挙句、一緒に写真まで写ってきていました。 まったく現金なものです。 でもね、おかあさん。 ゴッホのひまわりも日本にあるとよ…。 そう言えば、1枚目の絵の前で、老夫婦が大声で 「これ、鑑定団の人に見てもろうたとかいなね。わっはっは」と 言っていたのには参りました。 たっぷり若冲と江戸絵画の世界を堪能したあとは、参道のやす武で おそばをいただきました。 鴨せいろそば。 久しぶりにそばらしいそばを食べた気がします。 鴨のだしがしっかり出たおつゆが、とってもおいしかった。 母曰く、 「ここは、お昼混んどっても店員さんの愛想がいいとよー」 それ、すごく大事。
by non_c_e_male
| 2007-01-11 23:27
| あちこち紀行
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